マインクラフト×プログラミング MakeCode チュートリアル6

マインクラフト×プログラミング MakeCode チュートリアル6

今回はマインクラフトの世界で時間の動きを変えてみます。
現実の世界では時間を勝手に早めたり、遅くしたりはできませんが、
マインクラフトでは、プログラムによって、「朝にする」や「昼にする」
といった、時間を変えることができます。

それでは、いつものようにマインクラフトを起動して、コードコネクションを使ってマインクラフトに接続したら、MakeCodeのエディターを開いてください。

<概要>
今回のチュートリアル「Fast Forward」を使って、時間の流れをを学習します。
マイクラの世界でも1日は、24時間で回っていることを理解します。

今回の目標

①時間を1時間進めるやり方を学ぶ。
②繰り返しのプログラムで半日を一気に進めれるようになる。

時間を進めるぞ!

MakeCodeのエディター画面から、下記画像の赤枠でかこんだ、
「Fast Forward」をクリックしましょう。
そして前回同様、 「ブロックでチュートリアルを開始」をクリックしてください 。

チュートリアル選択画面
Fast Forwardをクリック
時間が早く流れている絵
時間が早く流れている

今回も上側の説明文が英語になっています。まだ日本語化していないようなので、私が翻訳します。(間違って翻訳したらごめんなさい。文法とかはあまり気にせずに大体で訳します)

時間を1時間進めよう

①.まず最初にチャットコマンドを「run」から「ff」に変更しましょう。
それでは次へボタンを押してください。

今度は左側の茶色のボタン、ゲームプレイから「ゲーム内の時刻に100を追加する」を持ってきましょう。
そして、数字の「100」を「何か」に変えます。

マインクラフトの世界は、24時間が「24000」という数字になっています。
さてでは、1時間分だといくつかな?
そうです答えは「1000」です
1000(1時間)×24(24回)=24000(24時間)ですね。

それでは数字の「100」の部分を「1000」に変えましょう。
次のようなプログラムができると思います。

プログラムの例
数字を1000に変えよう

ゲームに戻って時間をすすめる

それでは、ゲームに戻ってプログラムを実行してみよう。
「t」を押して、チャットモードになったら、「ff」を入力しましょう。
※ゲームの設定で、「常に昼間」がオンになっていると時間は変わりません。
 時間が全然変わらない場合、ESCキーを押して、「設定」から
 「常に昼間」オプションの状態も確認しましょう。

プログラムが実行されないときは、プログラムにいったん戻って、
スタートボタンこのスタートボタンを押してから、もう一度試してね。

時間をすすめることができたかな?
1回「ff」のプログラムを実行するごとに、「1時間」すすんでいるはずです。
朝や、夜になるまで何回か「ff」を実行しましょう。

プログラムの実行例
夜になったね!

半日を1時間ずつ進めるプログラムを作る

②.何回も「ff」を実行するのは大変ですね。
以前、学習した「繰り返し」ブロックを使って、半日(12時間)を1時間ずつ
進められるプログラムを作りましょう。

それではまず、左側の緑色のボタン、ループから「繰り返し」ブロックを
持ってきて、茶色の「時間を進めるブロック」を囲むように入れてみましょう。

最後に繰り返しの数を変えましょう。最初は4回となっていると思いますが、
半日なのでいくつに変えればよいか、まずは自分で考えてプログラムを
作ってみましょう。

作り終わったら、ゲームに戻って試してみましょう。

プログラムの実行例
一気に時間がすすんだね!

答え:12回繰り返すが正解です、12時間=半日すすめられるね!

さぁみんなできたかな?
今回は簡単にできましたね。時間が余ったら、半日ではなく、繰り返しブロックを使って、1日を一気に進めるプログラムなどいろいろ作ってみましょう。

まとめ

今回は新しいブロック「ゲーム内の時刻を〇〇追加」ブロックを使って、
マインクラフトの時間をすすめることができましたね。
時間も24時間=24000という数字でマインクラフトが動いていることを
理解できたかな?
また、以前使った繰り返しブロックを利用して、何回も同じコマンド「ff」を
実行するときのやり方も復習できましね。

それでは、また次の学習で!