マインクラフト×プログラミング MakeCode チュートリアル9

マインクラフト×プログラミング MakeCode チュートリアル9

今回から少しずつチュートリアルが難しくなっていきますよ。
といっても、少しビジュアルプログラミングのブロックが増える
だけなので、全然大丈夫!
今度のチュートリアルは「Sand Storm」(サンドストーム)
必殺技の名前みたいでカッコイイね!
サンドストームはそのままの意味だけど、砂嵐(すなあらし)です。
Sand(サンド)が砂で、Storm(ストーム)が嵐です。

それでは、いつものようにマインクラフトを起動して、コードコネクションを使ってマインクラフトに接続したら、MakeCodeのエディターを開いてください。

<概要>
チュートリアル「Sand Storm」は砂ブロックを上から嵐のように降らせる
プログラミングを作ります。
今回の内容を通して、ランダムな位置にブロックを設定できることを学習します。

今回の目標

①前回習った、ブロックを出す方向を復習する。
②ランダムな位置からブロックを出す方法を学習する。

砂嵐を巻き起こそう!

MakeCodeのエディター画面から、下記画像の赤枠でかこんだ、
「Sand Storm」をクリックしましょう。
そして前回同様、 「ブロックでチュートリアルを開始」をクリックしてください 。

チュートリアル選択画面
Sand Stormを選択しよう
チュートリアルの開始

今回も上側の説明文が英語になっています。まだ日本語化していないようなので、私が翻訳します。(間違って翻訳したらごめんなさい。文法とかはあまり気にせずに大体で訳します)

まずはおさらい

①.まず最初にチャットコマンドを「run」から「sandstorm」に変更しましょう。
長いコマンドなので、今回も「ss」とかに省略してもOK。
それでは次へボタンを押してください。

今度は左側の黄緑色のボタン、ブロックから「ブロックを置く~0~0~0の地点に置く」を持ってきましょう。
そして、ブロックの部分の絵を「草ブロック」から「砂ブロック」へ変更します。
から砂ブロックに変えれましたか?

今回はここからさらに、ブロックを置く地点(ブロックが出てくる場所)を
変更していきます。前回のおさらいです。
真ん中の数字は、どこに関係があったか覚えているかな?
①.東西
②.上下
③.南北

正解は・・・やってみてのお楽しみ!

ひとまず、以下のようなプログラムを作ってみてください。

プログラムの例

ではプログラムを実行したいので、スタートボタンスタートボタンを押してから、
ゲームに戻りましょう。
まずは、「t」か「Enter」ボタンを押して、チャットモードにします。
そして上で設定したチャットコマンドの「sandstorm」(または「ss」)を
入力して、「Enter」を押しましょう。
さてさて、どっちの方向から砂は出てきたかな?

プログラムの実行例

みんなどこから砂ブロックが出てきたか分かったかな?
そうです答えは、上から出てきましたね!
なので、②の上下が正解です。
「~0~0~0」の真ん中の数字は、プラスの数字だと、上からで、
マイナスの数字だと、下にブロックが出てくるようになりますね。

では、もっといっぱい出していきましょう。

必殺サンドブロック!

②.左側のエメラルドグリーンのブロックから、
「次の座標A~~~ランダムに座標を選ぶ」を持ってきて、さっき数字を
変更した「~0~10~0」の上に重ねてみましょう。
ブロックを置く場所を設定する部分が大きく変わったと思います。
それでは次にランダムにブロックが出てくる場所を設定していきます。

座標Aの方を「-10~10,-10」(マイナス10,プラス10,マイナス10)
座標Bを「10,10,10」(全部プラス10)
に設定してみましょう。

以下のようなプログラムができると思います。
さぁまずは、ゲームに戻って、実際にどうなるか試してみましょう。

プログラムの例
プログラムの実行例
ランダムに自分の近くからブロックが落ちてくるのがわかったかな?

設定した数字の意味を理解しよう

③.さてそれでは、設定した数字の説明をします。

座標Aの方を「-10~10,-10」(マイナス10,プラス10,マイナス10)
座標Bを「10,10,10」(全部プラス10)

なので、日本語で書くと、
座標A:「西に10マス、上に10マス、北へ10マス」
座標B:「東に10マス、上に10マス、南へ10マス」
この座標Aと座標Bの間でランダムに砂ブロックを落としていました。

あまり上手ではないですが、図で示すと以下のようなマスからランダム
にブロックが落ちてくるイメージです。

ブロックが落ちてくる範囲の説明

左上の座標Aから右下の座標Bまでの「四角形の範囲内」で、
さらに、上に10ブロック行った場所からランダムでブロックが
出てくるとういうことです。
なので、ここでの理解はさておき、本当は直方体というイメージが持てることがベストです。
用意できる人がいれば、なんでもいいので、箱を用意してもらって、
その箱の一番したから、上をながめて10マス分上からブロックが落ちてくる
イメージをしてみましょう。

立面での説明

必殺サンドストーム!

④.では先にすすみましょう。
今度こそ、サンドブロック!ではなく、サンドストーーーーム!!!
というわけで、いっぱい砂ブロックを落としてみましょう。

左側のループボタンから、「繰り返し」ブロックを持ってきて、もともとあった、ブロックを囲みます。
そうすることで、囲まれたブロックを何回も”繰り返して実行”することが
できますね。
回数は100回!にしてみましょう。

以下のようなプログラムになると思います。

プログラミングの事例

プログラムが完成したら、スタートボタンを押して、実行してみましょう!

プログラムの実行例

いっぱい砂ブロックを降らせて、砂の嵐を巻き起こせたかな!?

これで、今回のチュートリアルは一通り完成です。
時間があったら、ちょっと難しい座標の位置というのを1個1個ためしてみて、
どっちにブロックが動くのか実験してみましょう。

まとめ

今回は
1.ブロックを出す方向の復習
2.繰り返しブロックの使い方の復習
3.ランダムな位置という意味を経験する
ということができましたね。

今回のような砂嵐もできますが、水や、他のブロックを落としてみたりして、
色々な嵐を巻き起こして楽しんでみましょう!

それでは、また次の学習で!