【レビュー】Z会 小学生のための思考力ひろがるワークレビュー
2020年度からプログラミング教育が必修化され、「思考力を育てる」ことも重要視されるようになりました。
今回はその「思考力」を身につけるための教材を紹介しようと思います。
家庭学習では、こどもが楽しんで取り組むことができることも大切なので、実際にうちの子がやっていて最後まで終わった本を紹介します。
本書の特徴
本の裏表紙に書いてあることですが、Z会では「思考力」を以下6つのスキルで定義しています。
- 連想力
- 試行錯誤力
- 論理的判断力
- 情報整理力
- 注意力
- 推理力
この本では上記で示す6つの能力をバランスよく向上させることによって、こどもたちの「思考力」をひろげていくことを目的としています。
そもそもの「思考力」という言葉自体あいまいでしたが、このような複数の能力が組み合わさって、人は思考をしているということですね。
また、問題自体もクイズや謎解きのような問題になっており、楽しんで学習ができるようになっています。
さらに、クイズを自分でみずから解けたときの達成感もあり、ますます楽しくなって自信にも繋がると思います。
思考力ひろがるワークの種類
Z会のしょうがくせいのための思考力ひろがるワークは2020年3月20日現在で5種類発売されています。
※追記2020年7月7日に「発展編」が発売されたので全6種類になりました。
オレンジ色の3冊が小学校1~3年生向けの教材となっていて、
①入門編
②基礎編 あなうめ
③基礎編 はっけん
という題名になっています。
①の入門編はその名の通り、最初にやっておきたい1冊ですが、
あなうめ、はっけんとは?
■あなうめ編
空所を埋めて全体を完成させるタイプの問題集が多く載っています。
与えられたきまりにしたがったり、一定のルールを見つけたりして、「〇〇〇」といった穴埋めを完成させます。
■はっけん編
正しい組み合わせや他と異なるものなど、何かを「見つける(はっけんする)」問題集となっています。
まぁ私の感覚では、そこまでこだわらず、まずは「あなうめ編」をやってみて、それをクリアしたら、「はっけん編」に進めばいいと思います。
緑色の2冊が小学校3年~5年生向けの教材です。
こちらは標準編の「あなうめ」と「はっけん」があります。
やってみた感想
■こどもA(標準編 あなうめを全部完了)
よく考えたらわかったのでうれしかったです。
チャレンジのマークがついているところは難しかった。でも全部解けて満足しました。
■こどもB(基礎編 はっけんを全部完了)
1回分が終わったら貼っていくシールが楽しみでやってた。
特に間違い探しのゲームが楽しかった。
各教材のレビュー
実際に購入した3冊について別記事でレビューを書いていますので、参考にしてください。
まとめ
うちではあまりやり過ぎてしまっても、困る(お財布的にも)ので、1日1ページ習慣的にやっています。
2年生の子でも最初に基礎編から始めたからなのか、次のステップの3年~5年向けの標準編もある程度自分自身で進められています。
※個人な経験では入門編は飛ばして、基礎編からやっても問題なさそうです。
分からない時は親子でやってもいいと思いますし、忙しいなら答えを見てもらってもいいです。
答えを見ても回答の意味(なぜそうなったのか?、なぜコレが答えなのか?)が理解できていればいいと思います。
個人的に一番うれしかったのは、教科書の勉強やドリルと比較すると、やはりこどもたちは楽しんでやっているように見えました。
その点においてはおススメできると思います。
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